担当 | 飯塚 仁 医師 |
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このページは、皮膚科外来にて、保険診療とは別に、ご希望の方に自費診療でご提供している「美容皮膚科外来」のご案内です。
このような方に
美容皮膚科外来を行っています。
このような方はご相談ください。
- ○シミなどを薄くして綺麗でいたい
- ○もう少し髪が欲しい
- ○汗などによる体臭を抑えたい
シミ
5%ハイドロキノン軟膏は、美白を促進する美容効果のある軟膏です。浅いところのシミはこれらでかなり良くなることが多いです。肝斑の方には強いレーザーは適応になりませんので、まずはハイドロキノン軟膏を使用することをおすすめいたします。
頻度は1日1回寝る前のスキンケアのときに、気になる部分だけに薄く塗り込んでいただくようにおすすめしています。シミや色素沈着以外の所には外用しないことをおすすめしています。また塗った後に紫外線に当たると黒くなってしまうことがありますので、日中に外用することはしないでください。
パラフェニレンジアミンという毛染めに入っている成分に近い構造をしているため、毛染めでかぶれる方は、ハイドロキノンでもかぶれることがありますのでご注意ください。
ハイドロキノン軟膏につきましては、診察日にお渡しできません。軟膏を調整するまで数日かかりますので、それ以降に来院していただき、お渡しすることになります。
深いところのシミはレーザー治療が適応になります。当院にはレーザー装置はございません。すべてのシミに対して治療ができるわけではございません。予めご承知下さい。
ピーリング(サリチル酸軟膏)
サリチル酸軟膏は、簡単にできるケミカルピーリングをする軟膏です。病院で施術をするのではなく、ご家庭で行ってもらいます。お肌のきめを整えたり、にきび予防になります。
顔に使用する場合は、お風呂に入る前にお化粧を落として、薄く軟膏を塗っていただきます。ピリピリしたらすぐに洗顔して頂きます。これを週に1から3回繰り返していただくと肌質の改善につながると考えております。ただしやりすぎると肌の乾燥やお肌のバリア機能の低下に伴う皮膚炎が出やすくなるので注意が必要です。
軟らかくよく伸びて塗りやすいので、胸や背中のにきびができている方には、簡単な予防策の一つとして効果的です。
体に外用する場合は、ピリピリしなければ風呂上がりに薄く外用しても構いません。頻度も顔よりは少し多くしても良いかと思います。ただし外用してピリピリするようであればすぐに洗い流すことをしてください。皮膚炎や湿疹が出てくるようであれば使用を控えてください。
多汗症・腋臭症(塩化アルミニウム水溶液)
塩化アルミニウム液は、多汗症の方や、わきがの方に根気強く外用していただくことにより汗の量やにおいを軽減できるようにするためのものです。
遮光瓶で100mlでお渡しいたします。原液は冷蔵庫の中に保存していただき、100円ショップなどでスプレーボトルを購入していただき、移し替えて使用していただくことをおすすめしております。スプレーボトルは光に弱いので、アルミホイルで遮光して頂けると長持ちします。
また最初は原液で使用していただきたいのですが、かぶれてしまう人もおられます。そのときには水道水で薄めながら使用していただけると効果が期待できます。最初は一日に数回噴射して頂き、効果が期待できるようなら徐々に回数を減らしていただけると宜しいかと思います。
男性型脱毛症(プロペシア)
内服薬であるプロペシアを使って、抜け毛の進行を遅らせていき、頭髪の状態を現在の状況で維持しつつも髪の毛を増やしていくということを目的としています。
男性型脱毛症では、そうでない人に比べると、毛髪が生えてきて抜けるまでの成長サイクルが短くなっていることが知られています。成長しないまま抜けていくことになりますので、毛が短くかつ細くなっています。ジヒドロテストステロンという男性ホルモンが影響していると考えられています。
飲む育毛剤ともいわれることがあるプロペシアなのですが、テストステロンをジヒドロテストステロンに変換する酵素を抑えて男性型脱毛症を改善させていきます。およそ半年ほど飲み続けるといったことで、毛髪の成長サイクルが長くなっていきます。ただし改善度合いには個人差がございます。予めご承知下さい。
副作用としては、性欲減退や勃起不全、精液量の減少による男性機能の低下、 肝機能障害などがございますが、頻度は数%とされています。
注意をしなければいけない点もございます。女性には効果がありません。また妊娠する前や妊娠している女性がこの薬のカプセルの中身を直接触った場合、生まれてくるお子様の性器に異常が出ることもありますので、女性や子供は触らないように保管を注意してください。
前立腺癌などのマーカーになりますPSAの値が約半分になることが知られています。内服を始める前と、開始後半年に一度採血検査でPSAを計測しておくことをお勧めしています。
フィナステリドは、前立腺癌の発症を抑える可能性があります。これだけを見れば良いことかもしれませんが、内服をしてから前立腺癌が発見された場合、内服をしていない人に比べて悪性度が高くなることが知られています。リスクと効果のバランスを良く考えながら内服するかをご検討頂きますようにお願いいたします。
診療日・時間/内容/ご予約電話番号
診療日・時間 | 第2・4火曜日 9:30~13:00 完全予約制
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内容 |
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ご予約電話番号 | お電話にてご予約ください。 TEL.048-736-0111 (代) 受付/月~土曜日 (日・祝日を除く) 9:00~16:00
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費用
自費診療 相談料+5%ハイドロキノン軟膏5g | 5,500円 |
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自費診療 相談料+15%サリチル酸軟膏20g | 5,500円 |
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自費診療 塩化アルミニウム液 100ml | 6,000円 |
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自費診療 相談料+プロペシア 28日分 | 13,000円 |
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自費診療 相談料+プロペシア 56日分+(γーGTP、GOT,GTP,ALP) | 22,000円 |